もしあなたが瀧本ゼミ政策分析パートに入ったら、当面の目標は毎週火曜日に開かれるゼミで発表することです。

具体的には、良質で簡単な研修コンテンツを受講したのち、新入ゼミ生1人1人に上級生のメンターがつき、手厚いフィードバックを受けつつイシューを見つけ、仮説構築とその検証を繰り返し、発表を目指します。
ゼミ発表で実際に動く価値がある(=クオリティが高い)と判断されたものについてはプロジェクト化し、さらにリサーチを進めたり、具体的なアクションを起こすことが可能になります。
以下は、2016年春にゼミに入った理系学生が取り組んだ「座位時間減少プロジェクト」についてです。

「座位時間減少プロジェクト」の概要(過去記事より引用)

座位時間減少プロジェクトは長時間の座位による糖尿病、心疾患、脳血管障害などの生活習慣病から、日本人を守るプロジェクトです。近年、長時間の座位は複数の生活習慣病のリスクとなると知られつつありますが、日本では政策が進行していません。

座位(座っている事)が多くの疾患発症のリスクである事は古くはロンドンバスの運転手の心筋梗塞の発症率が車掌に比べて2倍である事から(Morris JN et al., 1953.) 、何らかの機序により座位時間が疾患の発症に関わっていると推察されていました。それ以降、多くの疫学的、観察的研究により、座位時間そのものが糖尿病、高血圧、脳卒中、がん、全死亡などを増加させる事が知られてきています。特に運動量やBMIなどの変数で調整を行った疫学研究でも、座位時間の増加が糖尿病や高血圧(George, E., Rosenkranz, R., & Kolt, G., 2013.)、冠動脈疾患、脳卒中(Chomistek, A. K. et al., 2013.)の発症に関連していることが知られており、運動をしていても、適正なBMIであっても、長時間の座位は疾患発症のリスクであるとされています。実際に、41研究をレビューしたメタアナリシスでも、運動量に依存せず、糖尿病発生率、癌死亡率、心疾患死亡率などが座位時間の増加に従って上昇することが知られています(Biswas A. et al., 2015.)。この研究では座位時間が長時間(一般に1日8時間以上)の人では糖尿病の発症リスクは91%増加すると報告されています。ゼミの調査では、既存の研究から日本人に当てはめて人口寄与危険度を計算した場合、11.4%となり、これは日本の糖尿病の発症のうち約11%が座位時間によって説明されることを表しています。

私たちのチームの調査では、多くの国では座位時間減少の為の対策・政策が進んでおり、OECD諸国の半数が何らかの啓発活動、政策を実行している事が分かっています。さらに対策が進む国では、自国の研究が政策や報道、啓発に結びついている事が調査の結果判明しました。しかしながら医学論文検索サイト「pub med」を用いた検索では、日本での研究は殆ど同定されず、またそれらも政策立案に有効なエビデンスとはなっていませんでした。結果、適切な政策を実行に移すためには、日本発の研究が必要と考えられ、現在このプロジェクトは大学と協力し、日本における座位時間と疾患発症に関する研究を立ち上げようとしています。

また、座位時間減少プロジェクトはELCASという京都大学の起業プログラムにも協力しております。
参考記事:答えのない授業、高校生挑む 京大で開催 「若い発想大切に」

(以上の部分は、過去に瀧本ゼミで活動していたプロジェクトの概要です。各情報は最新のものでない場合がありますが、ご了承ください。)

瀧本ゼミ生が目指す発表のクオリティ

では、このようなプロジェクト化に至るようなゼミ発表のクオリティは、どの程度のものなのでしょうか?

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発表者である2016年春に入ゼミした理系学生は、事前に政策に関する知識を持っていたわけではありませんでした。
しかしそれでも、適切なフィードバックを受けてきちんとリソースを割けば、このクオリティの発表を目指すことができます。

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